2つの生命保険の比較

生命保険は大きく二種類に分類することができます。
掛け捨てタイプと、貯蓄タイプです。
よく問題にされるのは、この2つのタイプのうち、どちらが得をするのかということです。
確かに、将来のための備えとはいえ、月々の保険料は少ない出費ではありません。
出来る限り得をしたいというのは人間の心理です。

この2種類の生命保険、掛け捨てのタイプで代表的なものは定期保険であり、貯蓄タイプの代表的なものは終身保険や養老保険になります。
たとえば、ある35歳の男性が掛け捨て型と貯蓄型、ふたつの保険にそれぞれ加入した場合を比べてみましょう。
死亡保障額を1000万円、期間を25年間とすると、月々の保険料と払込総額、満期を迎えたときに戻ってくるお金はどうなるのでしょうか。
まず掛け捨てタイプでは月額保険料は安く済みますが、このお金は戻ってきません。
満期である60歳まで何事もなかった場合は、約100万円を失ってしまうことになります。
万一60歳までに死亡してしまった場合は遺族が1000万円を受け取れますが、そうでなかった場合60歳以降の保障は何もありません。

もうひとつの貯蓄タイプはどうでしょうか。
月々の支払いは掛け捨ての7倍近く、高額です。
しかし死亡することなく満期を迎えることができれば、780万円ほどの解約返戻金を受けることができます。
さらに保険料の支払いは60歳で終わりますが、それ以降も解約返戻金の額は増えていくため、男性が死亡した際には、遺族が1000万円を保険会社から受け取れます。
貯蓄タイプであれば、保険料は割高ですがいつか必ず死亡保障が受け取れるのです。